このページでは、SEP (Symantec Endpoint Protection) 14.2 MP1 で修正された問題とコンポーネントのバージョンを説明しています。この情報はリリースノートに記載されている情報を補完するものです。
修正 ID: 4114008
症状: Endpoint Protection ファイアウォールが、アプリケーション名に基づいてトラフィックを許可しないことがある。
ソリューション: トラフィックがファイアウォールを正しく通過できるようにドライバを更新しました。
修正 ID: 4185073
症状: GetComputers API コマンドを使用すると、同じ物理コンピュータ上の複数のユーザーが予期せず異なるグループに分けられ、Symantec Endpoint Protection Manager で異なるポリシーが適用される。
ソリューション: この API コマンドで使用するストアドプロシージャを修正し、クエリのユーザー名とドメイン名を確認するようにしました。
修正 ID: 4192850
症状: Symantec Endpoint Protection 管理クライアントで ccSvcHst.exe の CPU 使用率が高騰するが、管理外クライアントでは ccSvcHst.exe の CPU 使用率は通常となる。
ソリューション: 複製中に LiveUpdate コンテントポリシーが重複する問題を改修しました。
修正 ID: 4200738
症状: Symantec Endpoint Protection 14.2 にアップグレードしたクライアントが、Symantec Endpoint Protection Manager で正しく表示されない。
ソリューション: クライアントの状態を正しく表示するよう改修しました。
修正 ID: 4099309
症状: Symantec Endpoint Protection を 14 MP2 にアップグレード後、Citrix ローミングプロファイルを削除できない。
ソリューション: Windows エラー修復フォルダをロックしないようにコードを改修し、ローミングプロファイルを削除できるようにしました。
修正 ID: 4181187
症状: [Replication is enabled between all SEPMs] が有効の場合に、全ての Symantec Endpoint Protection Manager のパートナーに対して Advanced Threat Protection (ATP) がブラックリストの MD5 ハッシュを送信しない。
ソリューション: 全ての複製パートナーに対して正しく MD5 ハッシュを送信する、新しい REST API を追加しました。
修正 ID: 4189922
症状: Symantec Endpoint Protection for Linux をインストールするときに symev プロセスによりカーネルパニックが発生する。
ソリューション: カーネルモジュールが以前手動でコンパイルされていた場合、Auto-Protect の起動スクリプトを更新して、事前構築された AP カーネルモジュールをロードしないようにしました。
修正 ID: 4193589
症状: Amazon Linux AMIカーネルバージョン 4.9.81 および 14.4 で Symantec Endpoint Protection for Linux クライアントを実行している場合、Auto-Protect モジュールが自動コンパイルに失敗する。
ソリューション: カーネルバージョン 4.9 および 14.4 のサポートを追加しました。
修正 ID: 4193683
症状: Symantec Endpoint Protection 14.2 クライアントマシンのホスト名に、ダブルバイト文字 (DBCS) が含まれていると SEPM 14.2 は HTTP エラー 412 でクライアントの接続を拒否する。
ソリューション: DBCS をホスト名として許可するように修正しました。
修正 ID: 4130691
症状: Symantec Endpoint Protection クライアント上で ccSvcHst.exe がメモリを大量に使用する。
ソリューション: 使用可能なメモリが不足している場合に使用するコマンド smc -restart を追加しました。詳細は、SEP サービスを再起動するまで Endpoint Protection クライアントがコンテンツの更新に失敗する の [ソリューション] を参照してください。
修正 ID: 4148864
症状: Move Clients スクリプトが、IP アドレスかサブネットに基づいて 14.2 クライアントを移動しない。
ソリューション: 想定通りに動作するようスクリプトを更新しました。
修正 ID: 4157709, 4189823
症状: アプリケーションの学習機能による.bakファイルの作成で SQL Server の CPU 使用率が高くなる。
ソリューション: アプリケーション学習のパフォーマンス問題を修正しました。 アプリケーション学習の設定可能な記録保持期間と定期的なクリーンアップルーチンを追加しました。
修正 ID: 4170028
症状: VMware サーバー上の Symantec Endpoint Protection クライアントを 14 RU1 にアップグレードすると、サーバーがハングする。
ソリューション: VMware サーバーがハングしないように修正しました。
修正 ID: 4171654
症状: 特定のフォルダのパーミッションが、SEP 14 for Mac で 777 に設定されている
ソリューション: フォルダのパーミッションを 777 から 755 に適切に設定しました。
修正 ID: 4174101
症状: カスタムメイドのアプリケーションは、CrashDumps フォルダにアクセスできない。
ソリューション: フォルダへのアクセスができるよう権限を修正しました。
修正 ID: 4184583
症状: アプリケーション制御ポリシーでリムーバブルデバイスが選択されている場合、USB Attached SCSI(UAS)モードの USB ストレージデバイスは正しく認識されない。
ソリューション: バスの種類を正しく識別するようコードを修正しました。
修正 ID: 4184584
症状: Symantec Endpoint Protection Manager の REST API でファイル拡張子を例外ポリシーに追加することができない。
ソリューション: ファイル拡張子例外を追加できるように REST API を更新しました。
修正 ID: 4184986
症状: kernel 4.13.0-41-generic を実行する Ubuntu システムに Symantec Endpoint Protection For Linux をインストールすると、Auto-Protect カーネルモジュールの自動もしくは手動コンパイルに失敗する。
ソリューション: Auto-Protect カーネルモジュールを正しくコンパイルできるようソースコードを修正しました。
修正 ID: 4185096
症状: アクセストークンが管理オブジェクトが更新されるたびに削除される。
ソリューション: アクセストークンが誤って削除されたバグを修正しました。
修正 ID: 4185949
症状: Symantec Endpoint Protection Manager がバッチモードとバルクモードの 2 つのモードでエントリをランダムに更新する。バッチモードでエントリがデッドロックされた状態になります。
ソリューション: デッドロックを防ぐためにバッチモードでロック機構を追加しました。
修正 ID: 4185951
症状: アプリケーションが異なるテクノロジスキャンでスキャンされると、SONAR ログにはスキャンされた最初のリスク名の名前のみが表示される。
ソリューション: スキャンした技術に基づいてリスク名が表示されます。
修正 ID: 4189059
症状: Symantec Endpoint Protection クライアントが、「クライアントコンピュータの IP アドレスのすべてが下のリストにある場合」の条件が使用されている場合に、その場所に切り替わらない。
ソリューション: 正しく条件に従うようにネットワーク変更時の動作を修正しました。
修正 ID: 4202807
症状: 場所の自動認識の問題により、Symantec Endpoint Protection Manager (SEPM) で、バージョン 14.2 にアップグレードしたクライアントの誤ったネットワーク変更イベントが記録される。
ソリューション: ネットワークの変更動作を正しい条件に従うように修正しました。
修正 ID: 4190710
症状: Symantec Endpoint Protection 14.2 にアップグレードしたクライアントが、内部証明書を使用している場合に Symantec Endpoint Protection Managerと通信できない。
ソリューション: これらの失敗の原因となった証明書検証の問題を修正しました。
修正 ID: 4190820
症状: Symantec Endpoint Protection 14 RU1 MP2 でパスワード保護機能が有効になっていて、LaunchSMCGUI が 0 に設定されている場合に smc -stop コマンドを使用するときにパスワードを入力するプロンプトが表示されない。LaunchSMCGUI を 0 に設定すると通知領域アイコンが表示ない。
ソリューション: この状況でパスワードプロンプトを表示するように問題を修正しました。
修正 ID: 4190874
症状: Symantec Endpoint Protection 14.2 がインストールされているシステムの場合に Symantec Mail Security for Microsoft Exchange が自動的にウイルス定義を更新しない。改変対策防止機能がレジストリキー InstalledApps と SharedDefs の更新をブロックしている。
ソリューション: 両方のレジストリをブロックしないように改変対策を修正しました。
修正 ID: 4191513
症状: Citrix SSL VPN client with the NetScaler v12.0-57.24 Gateway Plug-in でログオフボタンをクリックするとBSOD が発生する。
ソリューション: この問題が発生しないように Teefer ドライバを更新しました。
修正 ID: 4194070
症状: Symantec Endpoint Protection Manager を 14.2 にアップグレードの後、ウイルス定義分配のセクションで詳細を選択しても日次と週次のリスクレポートにコンピュータの詳細が表示されない。
ソリューション: SEPM のリスクレポートに不足している参照を追加しました。
修正 ID: 4194093
症状: Symantec Endpoint Protection 14.2 for Mac クライアントがポートスキャンの振る舞いをブロックした後、正しい情報を表示する代わりにファイアウォールログに送信元と送信先ポートを 0 と表示する
ソリューション: ブロックルール設定後のポート情報が修正されました。
修正 ID: 4195080
症状: Symantec Endpoint Protection 14 RU1 MP1 を indows 2008 R2 Server Enterprise にインストールするとサーバーが継続的にハングする。
ソリューション: この問題が発生しないようにコードを修正しました。
修正 ID: 4199443
症状: 統合ポリシーが削除されていると、Symantec Endpoint Protection 14.2 for Mac クライアントのポリシーの一つを変更しても、そのポリシーが更新されない。
ソリューション: ポリシーが正しく更新されるように正しい戻り値に修正しました。
修正 ID: 4201440
症状: SymDaemon が Symantec Endpoint Protection 14.2 for Mac クライアントのクラッシュを引き起こす。
ソリューション: インストール中のチェックを改善しました。
修正 ID: 4203154
症状: クライアントが Symantec Endpoint Protection Manager に OpState 情報を送信しないので最新のウイルス定義ファイルが表示されない。
ソリューション: クライアントが定期的なハートビートの間隔で正しく情報を送るように修正しました。
修正 ID: 4203341
症状: 特定ファイルのディスクリプション情報により SEP プロセスがクラッシュする
ソリューション: 特定のファイルディスクリプションへの対応処理を修正しました。
修正 ID: 4203569
症状: [ネットワークアプリケーション監視を有効にする] を無効にしても Symantec Endpoint Protection が変更を検出したときにプロンプトが表示される。
ソリューション: ネットワークアプリケーションの監視が無効になっているときにプロンプトが表示されないよう修正しました。
修正 ID: 4184581
症状: Windows Server 2016 に Symantec Endpoint Protection 14.0 RU1 MP1 をインストールすると、サーバーが定期的にハングする。
ソリューション: この問題が発生しなくなるようにドライバを更新しました。
修正 ID: 4169444
症状: アプリケーション強化もインストールされている Symantec Endpoint Protection 14 RU1 MP1 クライアントが、リモート共有上のファイルを削除することができない。
ソリューション: 削除できるよう、Data Center Security のアプリケーションの強化機能を修正しました。
修正 ID: 4194472
症状: システム言語が日本語に設定されている SEP for Mac 14.2 クライアントの場合、毎日または毎週の定時スキャンを実行すると、スキャンによって AM と PM の設定が無視される。
ソリューション: 毎日と毎週のスケジュールスキャン設定で AM と PM を区別するよう修正しました。
修正 ID: 4194978
症状: SEP for Mac クライアントでシステム言語が簡体字中国語に設定されている場合、検疫メニューの説明に間違った文字が表示される。
ソリューション: 検疫メニューの説明が正しい文字を表示するように修正しました。
修正 ID: 4199447
症状: 管理外 Symantec Endpoint Protection 14.2 for Mac を SylinkDrop を使い管理クライアンに変換すると、スキャンログが Symantec Endpoint Protection Manager に正しく送信されない。
ソリューション: 管理対象クライアントに変換する際に、正しい動作をするよう設定値を修正しました。
このリリースのビルド番号は 14.2.1031.0100 (もしくは 14.2.1023.0100 と 14.2.1015.0100) です。
赤い文字は、このリリースで更新されたコンポーネントです。
コンポーネント |
DLL ファイル |
DLL バージョン |
SYS ファイル |
SYS バージョン |
---|---|---|---|---|
AutoProtect |
srtsp64.dll |
15.0.40.15 |
srtsp64.sys |
15.0.40.14 |
BASH Defs |
BHEngine.dll Seq#= 20180212.001 |
11.4.0.29 |
BHDrvx64.sys |
11.4.0.29 |
BASH フレームワーク |
BHClient.dll |
10.4.1.12 |
該当なし |
- |
CC |
ccLib.dll |
13.4.0.20 |
ccSetx64.sys |
13.3.0.24 |
CIDS 定義 |
IDSxpx86.dll Seq#= 20180802.540 |
16.2.1.22 |
IDSviA64.sys |
16.2.1.22 |
CIDS フレームワーク |
IDSAux.dll |
15.2.5.29 |
該当なし |
- |
CP3 | version.txt | 2.5.0.174 | 該当なし | - |
CX | cx_lib.dll | 3.0.3.25 | 該当なし | - |
ConMan |
version.txt |
2.1.6.2 |
該当なし |
- |
D2D |
version.txt |
1.2.1.5 |
該当なし |
- |
D2D_Latest |
version.txt |
1.5.0.50 |
該当なし |
- |
DecABI |
dec_abi.dll |
2.3.5.10 |
該当なし |
- |
DefUtils |
DefUtDCD.dll |
4.16.8.24 |
該当なし |
- |
DuLuCallback |
DuLuCbk.dll |
1.8.1.17 |
該当なし |
- |
DuLuxCallback | duluxcallback.dll | 2.11.1.11 | 該当なし | - |
ERASER |
cceraser.dll |
117.3.1.6 |
eraser64.sys |
117.3.1.6 |
IRON |
Iron.dll |
7.0.6.7 |
Ironx64.sys |
7.0.6.3 |
LUX | Lux.dll | 2.10.1.13 | ||
LiveUpdate |
LUEng.dll |
2.6.1.11 |
該当なし |
- |
MicroDefs |
patch25d.dll |
5.1.3.11 |
該当なし |
- |
SDS Engine |
sds_engine_x86.dll Seq#= 20180829.022 |
1.7.0.382 |
該当なし |
- |
SIS |
SIS.dll |
91.12.4400.5000 |
該当なし |
- |
STIC Defs |
stic.dll Seq#= 20180829.007 |
1.5.1.287 |
該当なし |
- |
SymDS |
DSCli.dll |
6.2.0.17 |
該当なし |
- |
SymEFA |
EFACli64.dll |
6.3.3.12 |
SymEFASI64.sys |
6.3.3.11 |
SymELAM |
ELAMCli.dll |
2.0.1.95 |
SymELAM.sys |
2.0.1.85 |
SymEvent |
Sevntx64.exe |
14.0.6.30 |
SymEvent.sys |
14.0.6.27 |
SymNetDrv |
SNDSvc.dll |
15.2.2.31 |
symnets.sys |
15.2.2.31 |
SymScan |
ccScanW.dll |
14.2.2.19 |
該当なし |
- |
SymVT |
version.txt |
9.2.3.6 |
該当なし |
- |
シミュレータ | version.txt | 1.6.0.128 | 該当なし | - |
TCSAPI | version.txt | 1.6.0.25 | 該当なし | - |
Titanium | titanium.dll | 2.4.1.12 | 該当なし | - |
WLU(SEPM) |
LuComServerRes.dll |
3.3.202.6 |
該当なし |
- |
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