SEPM を使用すると、クライアントコンピュータに SEP クライアントや SNAC クライアントを配備することができます。
注意: この手順では、SEPM の新規インストールの際にクライアントを配備する際の一般的な手順について説明しています。実際のインストールにあたっては、Symantec Endpoint Protection 実装ガイド (Implementation_Guide_SEP12.1.pdf) も参照してください。SEP に関するそれぞれのガイドは以下のマニュアルダウンロードページからダウンロードしてください。
Symantec Endpoint Protection 12.1 - マニュアルのダウンロード
ステップ 1: グループの作成
初期状態のサイトには、Global と Defalut Group の 2 つのグループが存在しています。クライアントを展開する前に、これらのグループとは別にクライアントを管理するためのグループを作成します。
たとえば、サーバー OS への SEP クライアントの展開を計画している場合には、ネットワーク脅威防止とプロアクティブ脅威防止機能を含まないサーバー OS 用のグループとすべての機能セットを含むクライアント用の 2 つのグループを作成することをお勧めします。管理上の必要に応じて、グループはさらに作成することもできます。
- SEPM コンソールを起動し、ログオンする。
- 左画面の [クライアント] を選択する。
- [クライアントの表示] ペインのツリー表示されているグループで作りたいグループの親グループを選択する。
- [タスク] ペインの [グループの追加] をクリックする。グループの追加ウィンドウが開きます。
- 作成したいグループ名を入力する。
- [OK] ボタンをクリックする。
作成したいグループが複数ある場合には、同様の手順でグループを作成してください。
ステップ 2: クライアントインストールパッケージの作成
クライアント配備ウィザードで SEP クライアントをクライアントコンピュータに展開する場合、事前にクライアントインストールパッケージを作成しておくこともできます。
あらかじめクライアントインストールパッケージを作成する場合は、以下の文書の手順を参照し、クライアントインストールの設定およびクライアントインストールパッケージのエクスポートを行ってください。
SEPM コンソール上でカスタムクライアントインストールパッケージを作成する方法 -- 文書番号: TECH102817
ステップ 3: クライアント配備ウィザードでの展開
クライアント配備ウィザードを使用して、リモートコンピュータに SEP クライアントを展開します。
- SEPM コンソールを起動し、ログオンする。
- 左画面の [ホーム] を選択する。
- 右上の [よく使う機能] のコンボボックスから [コンピュータに保護クライアントをインストール] を選択する。クライアント配備ウィザードが起動します。
- ステップ 2 でパッケージを作成した場合は、 [既存のパッケージ配備] を選択して、[参照] ボタンで作成済みのパッケージを選択後、 [次へ] ボタンをクリックする。
作成していない場合は、 [新しいパッケージ配備] を選択して、 [次へ] ボタンをクリックする。
[既存のパッケージ配備] を選択した場合
- [既存のパッケージをアップロード] の画面が表示され、パッケージのアップロード処理が行われます。
- [コンピュータの選択] 画面が表示されます。
- [利用可能なコンピュータ] より管理クライアントをインストールするコンピュータを選択した状態で [追加] ボタンをクリックする。
[保護クライアントのインストール先] のリストにコンピュータが追加されます。
注意: 追加時にリモートクライアント認証のダイアログが表示されたら、追加したいクライアントの管理者権限を持つユーザー名とパスワードを入力してください。
- 管理クライアントに変更したいコンピュータの数だけ 手順 3 を繰り返す。
- 配備先コンピュータのリストに変更したいコンピュータがすべて追加できたら [次へ] ボタンをクリックする。
注意: [配備先コンピュータ] で指定したコンピュータ上で、SEP クライアントのインストールが実行されます。インストールが完了するまでは OS の再起動やシャットダウンを行なわないようにしてください。
- [次のコンピュータにクライアントソフトウェアを送信しようとしています] の画面で、対象のコンピュータを確認して [送信] ボタンをクリックする。
配備が完了すると、 [配備の概略] 画面が表示され、結果を確認することができます。
- [次へ] 、 [完了] をクリックしウィザードを終了する。
[新しいパッケージ配備] を選択した場合
- [ グループとインストール機能セットの選択] 画面で各項目の設定を行う。
- [リモートコンピュータに Symantec Endpoint Protection をインストール] 画面でインストールの方法を選択し、 [次へ] をクリックする。
- Web リンクと電子メール
ダウンロード手順を記した電子メールをクライアントユーザーに送信し、ユーザーが各自でインストールを実行する手順です。
- [電子メールの受信者とメッセージ] 画面で、送信先、件名、本文の内容を設定し、 [次へ] をクリックする。
- [完了] をクリックし、ウィザードを終了する。
電子メールが送信されます。
- リモートプッシュ
既存のパッケージ配備と同様に、作成したパッケージをクライアントへプッシュ転送します。
[既存のパッケージ配備] の手順2 以降の手順を確認して下さい。
- パッケージの保存
クライアントインストールパッケージの作成のみを行い、クライアントへの配備は行いません。
- パッケージの保存先フォルダを [参照] ボタンから設定し、保存形式を選択して、 [次へ] をクリックする。
- 作成されるパッケージの内容を確認して、 [次へ] をクリックする。
作成が完了すると、
- [完了] をクリックしウィザードを終了する。
Technical Information
環境によってクライアント配備ウィザードでの SEP クライアントの展開に失敗する場合があります。詳細については次の文書を参照してください。
移行と配備のウィザードで SEP クライアントの配備ができない -- 文書番号: TECH120037
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